トリアセテートにリサイクル糸組み合わせ

産元商社の畑岡（福井）は、木材パルプ由来の半合繊、トリアセテートを軸にサステイナブル素材を打ち出す。
自社の繊布部門である足羽工業所や北陸の染工場などで作るトレーサビリティ（履歴管理）の透明性もアピールする。
FSC（森林）認証やブルーサインを取得している三菱ケミカルのトリアセテート「ソアロン」と、リサイクルポリエステルを複合するなど、2010年からサステイナブルを押している。
スパンデックス「ロイカ」をソアロンでカバリングした定番人気のストレッチ素材「タクタス」も、ゆくゆくはロイカのリサイクルタイプに切り替えていく方針。
サプライチェーンの透明性も確保し、各品番の製造工場も開示している。