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2006.2.1-3、東京都港区青山にて、デザイナー「リツコ・シラハマ」とのコラボレーション展示会、
「Soalon Festa」が開催されました。



日本繊維新聞 2006年2月7日
福井のテキスタイルメーカー、畑岡(福井県、畑岡茂社長)は、日本のデザイナーズブランドへの販売を強化している。 このほど東京・青山で開催したデザイナー「リツコ・シラハマ」(アーモンド・アイ)とのコラボレーション展示会には、 デザイナーブランドのデザイナーや企画担当者などが多数来場した。
主力商品は、世界オンリーワン素材のトリアセテート「ソアロン」。ドライタッチで仕立て映えする100%使いに加え、 複合にも力を入れており、綿やポリエステル使いのパウダリーな光沢やライト感のある風合いを打ち出している。 白浜利司子さんによると、「デザイナーにとっても、これという生地には、やはりオリジナリティーが重要。この取り組みは今後も継続していく」。
産地のテキスタイルメーカーにとって、デザイナーとの取り組みはロットの大きさが課題だが、「デザイナーとの取り組みを通して、商品開発力に加え、業界内での知名度も高まる」(畑岡社長)とのメリットもある。
このコラボ展示会は今回で2回目。展示会には、「ソアロン」の供給元である三菱レイヨンの皇芳之社長や袋谷勝義常務らも訪れ、業界内での関心の高さを示した。



日本繊維新聞 2006年1月30日
畑岡(福井市、畑岡茂社長)はデザイナー、白浜利司子(アーモンド・アイ「リツコ・シラハマ」)とのコラボレーションによる 合同展を2月1−3日、東京の「ふくい青山291」で開催する。コラボ展は、昨年に続くもので、三菱レイヨンのトリアセテート「ソアロン」使いによる ”ソアロンフェスタ”として打ち出す。
「ソアロン」複合主体に生地約200点と製品約20点を披露。参考商品含めテキスタイルメーカーの匠の技とデザイナーの感性を融合した新たな価値創造に、「ソアロン」による可能性の広さを訴求する。
畑岡は系列のメーカー、足羽工業所との取り組みで「ソアロン」使いのテキスタイル開発で定評があり、「昨年あたりから海外スーパーブランドの採用が増えている」(畑岡社長)。
昨年1月に行った「リツコ・シラハマ」とのコラボ展ではアパレル関係者など約250人が来場し高い関心を集めた。
今回展示会場にはガラス工芸作家の近岡令武蔵野美術大学講師の作品も併せて展示し、新しいクリエーションの世界を表現する。



センイ・ジヤァナル 2006年2月15日
ドレープ性に優れた織物提供。畑岡「ソアロンフェスタ」開催。

織物メーカーの畑岡(本社・福井県福井市、畑岡茂社長)は、このほど、産地とデザイナーのコラボイベント「ソアロンフェスタ」を開催した。
同社の主力商品である三菱レイヨン「ソアロン」を使った織物を、デザイナー白浜利司子の手による製品で展示。有名デザイナーをはじめ、商社やアパレルの来場者に、ドレープ性に秀でた柔和な生地を訴求した。
畑岡の「ソアロン」織物は、「リツコ・シラハマ(RITSUKO SHIRAHAMA)」をはじめ、国内外のデザイナー・ブランドから評価が高い。昨年に引き続き2回目の製品展示会に、 畑岡社長は、「海外ブランドへの訴求効果が大きく、実際の商売につながっている。デザイナーに認められることで、従来の取引先の生地問屋からの評価も上がり、企業としての価値が増す。」と語る。
平均月間生産量は約8000匹で、年間10ブランドほどに素材を提供する。「デザイナーとのコミュニケーションが何より大事。あくまで黒子に徹し、デザインに合わせて素材を作る。」(同社長)と強調。 生産は、全て自社工場で行い、注文から平均40日の短納期生産が主になっている。
「リツコ・シラハマ(RITSUKO SHIRAHAMA)」は、東京コレクションに参加するミセスのトータルブランド。アイテムではゲストウェアが中心で、「ソアロン」織物の柔らかさにひかれ、 毎シーズン素材に用いてる。