2008年7月14日(月)〜16日(水) Tex World USA(NY)に出展しました。
URL:Tex World USA(NY) http://www.texworldusa.com/
2008年7月1日(火)〜3日(木) ふくい南青山291にて「Soalon Festa2008」が開催されました。纏うだけでラグジュアリーを感じる素材「ソアロン」と白浜利司子がコラボレーションし、素材の無限の可能性を引き出すインスタレーションを展示しました。
日本繊維新聞 2008年7月10日
09春夏テキスタイル
この企業・この素材 畑岡 “職人技、デザイナー魅せる”
合繊織物の製造・販売で、婦人アウター素材専業の畑岡。三菱レイヨンのトリアセテート「ソアロン」テキスタイルを軸に、中高級ゾーンで国内外に販路を拡大している。
09年春夏は、数シーズン前からスタートした先染の高密度織物が人気だ。独自のタッチや柔らかな光沢が特徴の「ソアロン」、独特のヌメリとソフトな風合いのナイロン100%など。いずれも厚地から薄地までを揃え、一見ベーシックな無地にも“職人技”が光る。
同社はもともと、三菱レイヨンテキスタイルの主力協力工場で「ソアロン」を中心とした高品質な合繊織物の企画・製造を請け負ってきた。年に1度開催している「リツコ・シラハマ」とのコラボレーション展示会には、国内の新鋭デザイナーが訪れるなど、ここ数年はデザイナーブランド向けの自販を拡大してきた。大手取引先である三菱レイヨン・テキスタイル上田司社長も「『ソアロン』のマーケティングやブランディングの面で、当社との相乗効果が出てきた」と同社の販売力を認める。
また、感度の高さで世界から一目置かれる日本のデザイナーとの取り組みが、開発力やブランド力を高め、さらには海外販売にもつながり始めている。畑岡社長は自ら欧米市場に歩き、「国内で培った自販ノウハウを生かせている」(畑岡社長)とし、同社のテキスタイル輸出は全体の1割までに拡大している。
繊維ニュース 2008年4月25日
足羽工業所(福井市)はトリアセテート繊維をベースに、綿ポリエステル3者混、スーパーブライト糸交織、トリアセテートメッシュで硬仕上げ加工品などを提案した。
繊維ニュース 2008年5月29日
足羽工業所(福井市)は三菱レイヨンテキスタイルのトリアセテート「ソアロン」を駆使した商品開発で知られる。東京の婦人服アパレル、アーモンド・アイと提携し、「リツコ・シラハマ」ブランドとソアロンのコラボレーション展「ソアロン・フェスタ」を05年から開催するなど、アパレルの企画段階から入り込んだ開発も進めており、中小企業基盤整備機構のクリエーション・ビジネス・フォーラム(CBF)のメンバーにも選ばれている。
同社では4〜6月がシーズンオフに当たり、例年、この時期の生産量は落ち込むが、シーズンには月7000〜8000反を生産する。新合繊ブーム後、同産地の婦人衣料用織物の生産が減少傾向にあるなかで、同社の生産はすべて婦人アウター向け。自社で企画・生産し、関連会社の畑岡を通じて販売する。日本国内だけでなく、欧州中心に海外市場の開拓にも積極的に取り組んでいる。
畑岡の社長を兼務する畑岡茂社長は、テキスタイルメーカーが生き残るためには「まず世界に目を向けることが重要」と強調する。次に生産と販売が一体となった取り組みが必要と指摘。そのうえで、「余分なことはしない選択と集中を図る」と語っている。
選択と集中を具体化したのが、ソアロンを軸としたモノ作りだ。ソアロン100%ではあまり例がない1反20キロの重衣料や天然繊維と交織など、他社にない商品が国内外のアパレルに評価された。
同社は昨年、ストーブリの新鋭ドローイングマシン「デルタ」を導入した。畑岡社長は商品開発のスピードアップと短納期対応を強化する考えから、8年前に導入した旧タイプと入れ替えたという。